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ポーションの役割について語ってみる

こんにちは、Slay the Spire非公式ファンサイト運営者の「てがきのひと」と申します。

今日は、ポーションの役割についてお話したくて筆を執りました。

 

私が初めて真エンディングボスを倒したとき、こんなことを思いました。

 

「ポーションいらなくね?」

 

エナジーを増やすことができる「ししおどし」というボスレリックがあります。

このレリックをピックすると、ポーションを入手できない代わりに、エナジーを取得できます。

私は、ランダム性の強いポーションよりも、安定して強くなれるエナジーが欲しくなるプレイヤーです。

高確率で「ししおどし」をピックしていました。

そうすると、まったくポーションを使わないプレイに慣れます。

結果、冒頭の「ポーションいらなくね?」という結論に至ったのです。

しかーし。

プレイ時間が600時間を超えた今になって、ポーションの役割をなんとなーくつかめた気がしました。

そこで、今日の記事では、私が思うポーションの役割について小話していきます。

ポーションの役割

まずは、ポーションの役割について思うところ。

3つあります。

・事故のときのお守り

・苦手な敵を突破するためのフォローをする

・デッキに足りない要素を見つける

1つずつお話していきます。

※ポーション名は「コンシューマー版(Steam版)」で掲載しています。

事故のときのお守り

一番わかりやすい役割のお話です。

第1章~第2章プレイ中はデッキ構築をしていきます。

ピック運が良くて、デッキを上手く構築できればいいのですが、そうは問屋が卸さない。

道中の敵と戦っているときに、手札がうまくそろわず死にかけることも。

そんなとき、ポーションは、手札事故のお守りになります。

一番わかりやすいのは、死んだときに回復できる「妖精の瓶(瓶詰めの妖精)」でしょうか。

他にも、第1章にAoE(全体攻撃)をピックできなかったときの「爆発のポーション(爆発ポーション)」。

序盤で火力が足りないなぁというときの「ステロイドポーション」などなど。

ポーションは「あと少しでデッキが完成しそう…!」というときに手助けしてくれます。



苦手な敵を突破するためのフォローをする

デッキ軸によって、得意な敵と苦手な敵がいます。

たとえば、第3章ボスの「タイムイーター」。

タイムイーターは、カード12枚使うたび、ターンを強制終了するという厄介な能力を持っています。

ディフェクトの「オールフォーワン」デッキのような大量のカードを使うことが前提のデッキだと、苦しい戦いを強いられます。

参考▼

ですが、ここで「韋駄天のポーション(加速ポーション):3枚ドローできる」「賭博師の醸造酒:好きな枚数のカードを捨て、同じ枚数のカードを引く」をピックできていると、カード使用枚数の調整がしやすくなり、タイムイーターに勝ちやすくなります。

ボスに限りません。

第1章の道中で「グレムリンの頭(赤い鬼のようなエリート。スキルを使うと筋力があがる)」に出会ったとき、スキル主体のデッキをプレイしていると、地獄を見ます。

ですが、ここで火炎ポーション(20ダメージ)を持っておくと、素早く処理できるようになります。

明確に苦手な敵がいるデッキをプレイしているときに、ポーションは大活躍です。

デッキに足りない要素を見つける

「デッキがうまく回らないなぁ。被弾が多いなぁ。けど、何を補えば安定するかわからない!」というとき。

ポーションを使って、デッキ内の足りない要素を探すことができます。

ちょっとわかりづらいので、詳しく解説していきます。

 

デッキは次の要素の組み合わせでできています(注意:個人の見解です)。

・攻撃手段

・防御手段

・回復手段

・手数を増やす手段(ドローやエナジー供給)

先ほどご紹介した「オールフォーワン」デッキを例にお話していきます。

次のようなデッキを作ったとします。

・攻撃手段:0コストカード(爪主体)

・防御手段:目潰し・充電

・回復手段:なし

・手数を増やす手段(ドローやエナジー供給):オールフォーワン・ホログラム・ターボ

このデッキをプレイして「被弾が多い。ターボが手元に余る。全然使えてない!」というときに、次のような改善方法が思い浮かびます。

オールフォーワンの改善方法▼

1)特定カードをピックできるカードを増やす(ホログラム・検索)

2)ドローカードを増やす(スキミングなど)

「どっちがいいかなぁ?」となったときに、「記憶の液体(記憶のポーション):捨て札から1枚のカードを0コストで手札に戻す」をピック出来ていると、今のデッキにピッタリなカードを把握できます。

記憶の液体を使ってみて、デッキの回転がよくなった場合は、ホログラムをピックすればOK。

逆に状況が改善されない場合は、スキミングをピックすればOK。という判断ができます。

 

・・・あ、「そんな特定の状況なんてある?」って思いました?

自分のデッキと相性がよさそうなポーションを手元に残していると、意外とタイミングがあったりします。

しかも、効果が弱いノーマルポーションでも、活躍します。

 

1つ注意点。

デッキに足りない要素を見つけるためだけに、あえてポーションを購入しません

「無料だから、便利」というものであって、ゴールドを割くものではない。

 

・・と、まあ色々書いたのですが。

「ししおどし」見つけたら、「ししおどし」ピックしちゃうんだけどねっ!

 

おしまい。

 

読者さまへ

本日もお読みいただきありがとうございます。

本年の更新は、これにて終了です。

次回の更新は1月14日(金)を予定しております。

よいお年を!

てがきのひと。

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